(2)地域内就業者の現況
旅客航路背後圏内の就業者数は571,542人で、第1次産業就業者が81,378人(14.2%)、第2次産業就業者が131,996人(23.1%)、第3次産業就業者が356,021人(62.3%)である。 熊本県の1次、2次、3次産業就業者比率はそれぞれ17.2%、25.5%、57.0%で、地域内の就業構造は県平均に比べるとかなり第3次産業に傾倒しているのが特徴である。 事業所統計によると、地域内事業所の従業者数は年々増加傾向にあり、平成3年では501,564人と、昭和61年次の調査から3.8%の増加となった。 熊本県内の対象地域では、水俣市(-2.3%)、御所浦町(-5.9%)でマイナスの伸びとなったが、それ以外の全ての市町村は増加傾向にあり、全体では89%の伸びとなっている。 熊本県全体の従業者数の伸び率は全国平均の伸びとほぼ同程度である。
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